オハイオの空

遮るものが何もない
この90エーカーの耕地を渡る風は、強く激しい。
しかも天候は変わりやすく、
昼夜の温度差は、典型的な大陸気候だ。

 

朝方は時に暖房、午後は冷房、陽が落ちれば涼風がそよぐ。
その差はあるものの、概ねこのサイクルを繰り返している。

 

盛夏には、数回熱波の襲来はあったものの、
如何にシリコンバレーが温暖な気候であったかを、思い識る。

 

しかし、さしたる温度や湿度もなく、オハイオの夏は
凌ぎやすいと言えるかもしれない。

 

オハイオの雲は、空を覆うように地平線まで厚く重なり合い、
懐かしさを誘うちぎれ雲のような情感はなく、
アメリカの巨大さを体現したかのような、
収穫から脱穀までプログラミングされた馬鹿でかいコンバインが、
肩を並べてひしめき合っているようだ。

 

写真は、オハイオには珍しい雲に惹かれ、
私は思わずシャッターを押したものだ。

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